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本日のテーマは…
『昼食後に眠気が襲ってくる本当の理由とは?』
ランチを食べた後に眠くなる経験がある方は多いはず。
この原因としてよく聞かれる説は以下ではないでしょうか。
・昼食を食べると血流が胃に行ってしまい、脳に血液が行かなくなるので眠くなるという説。
・脳が疲れて眠くなるという説。
しかし、朝食や夕食を食べた後に昼食ほど眠くなるかといえば必ずしもそうではないですよね。
また、一日の疲れがある程度溜まってくる夕方に眠くなるかというと、そうでもないですよね。
なのでこの二つの説はあまり信憑性がありません。
そこでもうひとつ考えられるのが、体内時計に原因があるのではないかという説です。この説を検証する実験が行われました。
その結果、午後の早い時刻には食事をとったか とらなかったかに関係なく、一過性で眠気が出現し、夕方に向けて現象していくことが分かったのです。
体内時計と低質な夜睡眠が昼の眠気の原因
実験の結果では、体内時計のリズムが遅れている場合に、午後の眠気が出現する時刻が遅れることも分かりました。午後の眠気は、体内時計によって昼の時間帯に引き起こされる現象ということが明らかですね。
ちなみに午後に限らず昼間全体として耐え難い眠気を感じる人も多いですよね。この原因は慢性的な寝不足にあります。受けの夜間の睡眠が不安定で、質的・量的に障害がある場合もやはり、昼間の眠気の原因になります。
たとえば睡眠時無呼吸症候群は、眠っていても休養が取れないため、日中の眠気や居眠りをもたらします。
この病気、特に中年以降の男性に多くきちんと治療をしないと高血圧や心臓病の原因にもなるので、十分注意して早めの治療をおすすめいたします。
ところで日中、どうしても耐え難い睡魔に襲われたら、どのように対処したらよいのでしょうか。実は、短い昼寝が頭をすっきりさせる効果があると科学的に調べられています。
たとえば午後の早い時間、ぼーっとして集中力が落ち、作業効率も低下している……
なんて時には、短い昼寝をするのがおすすめ!睡魔がさっぱり消えますよ。
ただこの時注意していただきたいのが、深く眠り過ぎないこと。深く眠ると脳や身体が休息モードに入ってしまい、かえって頭がぼんやりしてしまいます。
昼寝の眠気改善効果についての研究によれば、眠気を減らすには『10分の昼寝』がもっともよいそうです。
とはいえ、夜にしっかり寝ていればそれほど睡魔も襲ってこないもの。夜の睡眠がうまく取れなかった際など、どうしてもお昼なのに眠い時には、10分だけ昼寝で復活してみて下さいね!!
本日も最後までご覧いただきありがとうございました \( ˆoˆ )/
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