血液とふくらはぎの機能を知って、脚のむくみ対策!

皆様こんにちは!

 

さて、本日の内容は『脚のむくみ』です。
脚がむくんで痛い….

そんな症状に悩まれている女性も多いと思います。原因は色々ありますが、今回は長時間座っている事が多い方向けのむくみ対策をご紹介します。

 

 

長時間の座位で脚のむくみが気になったらこれ!
『ふくらはぎマッサージ』『つま先ぶらぶら』

人体の生命活動を支える体液のうち、血液の重要性は誰もが知っておられると思います。
前のブログでも血液をサラサラにする食材もご紹介しました。
一方で、血液が具体的にどんな役割を果たしているのかわからない方も多いと思います。
実は血液の機能を知る事で、お悩みの方も多い『脚のむくみ』対策ができるのです。

 

 

まずは血液の主な機能をご紹介いたします。
●免疫機能(有害ウイルス・細菌と戦う白血球を運ぶ)
●酸素・二酸化炭素を運ぶ
●ホルモンを運ぶ(特定の身体器官・組織が作ったホルモンが別の身体器官・組織のエネルギー源を運ぶ)
●体温を調節する(体内の熱を運搬する)
●組織で作られた老廃物や代謝産物を肺や腎臓といった身体の外に排出する器官に運ぶ
●体液の浸透圧、pH(酸性・アルカリ性の程度をあらわす単位)を調節する

 

このうち、特に下の二つの機能が脚のむくみに関係します。脚のむくみとは、脚の老廃物や代謝産物が血液中に取り込まれず、排出されない状態にあたります。

 

 

足湯と足裏マッサージは全身の血行良化効果も!

 

ではなぜ脚から老廃物や代謝産物が排出されないのか?
血液が全身を巡るための二つの流れにそのポイントがあります。

 

①血液が心臓から全身に送り出される流れ(動脈)
②血液が全身から心臓に戻される流れ(静脈)

このうち、①全身に送り出される動脈は、心臓のポンプ機能が対応しています。しかし、②全身から戻される静脈については、心臓のポンプ機能では力が不足する場所もあります。特に脚の先など心臓からの距離が遠い場所は、心臓の力が十分に届かないのです。

 

 

つまり、脚先はもともとむくみやすいという事です。しかし人体の作りは優れているのでそれにもちろん対応しています。それが『ふくらはぎ』の力です。ふくらはぎは『第二の心臓』という話を聞いた事がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

 

実はふくらはぎの筋肉を使う事で、脚先に溜まってしまった水分や老廃物を血液に取り込ませて、心臓へ送り戻す事ができるのです。

 

 

筋肉は次の仕組みで血液を心臓に送り戻します。

運動して筋肉が収縮する

筋肉に挟まれた静脈に圧力がかかる

その勢いで心臓へと血液が押し戻される

 

脚のむくみとはこの逆で、長時間にわたって脚の筋肉を使わない事で十分に静脈に圧力がかからず、心臓への血液の戻りが滞るという話なのです。

 

 

座る時間が長くて脚のむくみが気になる方は、一定時間おきにふくらはぎマッサージをしたり、つま先をぶらぶらと動かしてみて下さい!
しかもふくらはぎのマッサージ・運動によって血液だけでなくリンパ液も押し流す事ができます!

 

 

 

いががでしたか?
日々の生活やお仕事の最中に少しでもこういった時間を作れれば、体への負担は軽減されます。
継続してやってみてはいかがでしょうか(^-^)

 

 

むくみのようなわかりやすい症状に限らず、『なんとなく姿勢が悪い』『なんとなく身体が硬い』『なんとなく身体に違和感が』という場合には、当院でもお役に立てる事は多いので、ぜひお気軽にご相談ください ٩( ‘ω’ )و

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

 

 

 

 

未来整骨院(未来クリニカル)

154-0023
東京都世田谷区若林4-7-8
03-5432-7166

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